第51回名古屋をどり ●【平成10年9月5日〜14日】10日間
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 鴨下信一作、芳村伊十七作曲、住田長八郎作調、西川右近作舞・演出、朝倉摂美術「あたま山」。テレビ界のベテラン演出家・鴨下信一作の、同名の落語を基にした舞踊劇。狂言仕立てあり、江戸時代ありのバラエティ豊かな作品。長田午狂作、常磐津林中作曲、西川鯉三郎作舞「むらぎも杖」を右近主演で再演。流祖初代鯉三郎振付の「今様紅葉狩」や「十二段君が色音」など古典大作を上演。
●話題
 再演を重ねた「望月の駒」が30年ぶりの再演。初演右近が演じた望月を千雅が主演。
●世相 1998年:長野オリンピック、和歌山カレー毒物混入事件、サッカーW杯日本初出場
「あたま山」西川右近
 第52回名古屋をどり ●【平成11年9月4日〜13日】10日間
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 市川森一作、芳村伊十七作曲、住田長八郎作調、西川右近作舞・演出、朝倉摂美術「魔笛」。酒呑童子にみそめられた細川勝元の妻・苗子に特別出演=篠井英介。ドラマティックな作品でラストの赤い雪も好評。子役として家元孫のカークディクソン出演。木下順二作、西川右近作舞・演出、3代目野澤喜左衛門作曲「赤い陣羽織」が再演、爆笑を得た。藤間勘祖(六世勘十郎)振付「男女道成寺」、鯉三郎作舞「宿の月」など高品質な番組。
「魔笛」酒呑童子(西川右近)
●話題
京都清水寺の取材旅行にて
(左から)
篠井英介氏、
朝倉摂氏、
西川右近、
市川森一氏、
西川千雅。
 この年は流祖鯉三郎没後100年、二世家元鯉三郎17回忌、故家元夫人司津13回忌。☆7月、西川流初の全国大会が市内ホテルにて開催され、西川流を学ぶ約1300人が集まった。同日、NHK名古屋初スタジオ収録舞踊劇「望月の駒」放送。☆名古屋をどり初日夜の部には高円宮殿下ご夫妻が御観劇。話題の多い年だった。 写真をクリックすると大きく表示されます
●世相
1999年:東海村の核燃料工場で国内初の臨界事故、初の脳死臓器移植、ユーロ導入、コンピュータのY2K問題、「だんご三兄弟」が大ヒット
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高円宮殿下ご夫妻ご観劇
(中日劇場ホールにて)
 第53回名古屋をどり ●【平成12年9月2日〜11日】10日間
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 皆川博子作、芳村伊十七作曲、4代目住田長三郎作調、西川右近作舞・演出、朝倉摂美術「泉の姫」。特別出演=人形師ホリ・ヒロシ。幻想的な作品で人形と人間の共演、ラストの獅子の毛による洪水シーンも好評。相田みつを書、西川右近作舞、長唄・常磐津・清元による「相田みつを作品集より にんげんだもの」は書を舞踊化するという朝鮮が功を奏し人気作に、NHKではアンコール放送もされた。古典は流祖作の『今様望月』。
●話題
 昼の部の相田みつをの書を舞踊化、夜の部のホリ・ヒロシの人形出演が話題となった。☆この年は6月に「中村勘三郎十三回忌追善舞踊公演」が御園座で開かれ、右近ほか千雅ら西川流舞踊家も出演。鯉三郎作舞「仇ゆめ」を勘九郎主演で再演。「身替座禅」での勘九郎・右近共演が好評。
●世相
2000年:南北朝鮮首脳会談、高橋尚子がシドニー五輪・女子マラソンで金メダルを獲得、日比谷線脱線、雪印乳業食中毒事件、高速バス乗っ取り、行方不明の少女を九年ぶりに発見
幻想的な演出が好評だった「泉の姫」
西川まさ子 ホリ・ヒロシ(人形)
 第54回名古屋をどり ●【平成13年9月1日〜10日】10日間
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 鴨下信一作、本條秀太郎作曲、西川右近作舞・演出、朝倉摂美術『新・とりかえばや物語』。男と女が立場を入れ替える奇想天外なコメディに、元宝塚の海峡ひろきが特別出演。舞台上で右近が反面男、反面女に変身するシーンが話題。川端康成作『古里の音』を復刻、名古屋初上演。この公演に初出の『鷺娘』は澤村藤十郎が指導。鯉三郎の傑作で西川流独特な『紀州道成寺』、出演者総出の『お祭り』と、内容が豊富だった。
●話題
 この公演の前に川端康成の『船遊女』の草稿が倉庫より発見され、新聞でも報道、大いに話題となった。☆この年西川右近に文部科学大臣表彰
●世相
 2001年:愛子様ご誕生、ハンセン病元患者と国が『和解合意書』に調印、元オリックスのイチローが大リーグ1年目でMVP等獲得、米国・ニューヨーク同時多発テロ
「新・とりかえばや物語」
反面男・反面女の仙人(西川右近)
 第55回名古屋をどり ●【平成14年9月7日〜16日】10日間
●演目
 川崎哲男=脚本 西川右近=作舞・演出 澤村藤十郎=演出 沢田祐二=照明、朝倉摂=美術「鬼子母の解脱」(昼の部)。鬼子母神の伝説を西川右近とスペイン舞踊家の蘭このみで表現。松山善三 脚本「彌次さん喜多さん、日本晴れ」(夜の部)は「やじきた」道中を長唄、義太夫、ドラムを絡めて芝居仕立ての娯楽作に。「松園ゑがく」「江島生島」「二人椀久」日替わりの獅子物も。
●話題
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 記念公演の意味も込めて、「彌次さん喜多さん日本晴れ」の出演者を一般から募集した。日舞をはじめとし、歌はソロ〜合唱、ジャズダンスによる見せ場、ドラム・・など日洋の様々なエンターテイメント的要素を交えた娯楽作品となった。また、スペイン舞踊と日本舞踊の競演が話題となる。ストーリー的な面白さに加え、フラメンコと日舞の予想外なマッチングが大好評を得た。
●世相
2002年:牛肉偽装事件、Wカップ日韓で開催、日朝首脳会談、小柴昌俊・田中耕一がノーベル賞を日本初ダブル受賞、ユーロ現金流通開始
「彌次さん喜多さん日本晴れ」
左:西川千雅、右:西川右近
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「鬼子母の解脱」
西川右近 蘭このみ
 第56回名古屋をどり ●【平成15年9月6日〜15日】10日間
●演目
 市川森一=作、西川右近=演出・作舞、芳村伊十七=作曲、四世住田長三郎=作調、朝倉摂=美術、沢田祐二=照明、『踏絵黙示録』(夜の部)を、市川猿之助門下の市川笑三郎、春猿、両氏をゲストに迎えて上演。歴史的に有名なキリシタン弾圧の世情を、娯楽的要素を交えて描いた秀作。昼の部には、花登筐作、義太夫『恋の呂昇』を三十三年振りに再演。先代家元、西川鯉三郎が演じた豊竹呂昇を西川まさ子が、人形遣い玉二郎を市川笑三郎。また、豊竹呂太夫を「第23回名古屋をどり」の時同様、西川右近が演じた。
●話題
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 ゲストの市川笑三郎、春猿、両氏を始めとし、例年以上に若手舞踊家、役者による見せ場の多い公演であった。また、第23回で上演された『恋の呂昇』が再演されるということで、当時を知るファン層からは当時の公演等を懐かしむ声も。
●世相
 阪神タイガース18年ぶりのセ・リーグ制覇、米国イラク侵攻、マニフェスト総選挙
「恋の呂昇」豊竹呂昇(西川まさ子)
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左:「恋の呂昇」人形遣い玉二郎(市川笑三郎)

右:「踏絵黙示録」鶴羽太夫(市川春猿)
 第57回名古屋をどり ●【平成16年9月4日〜13日】10日間(予定)
 第57回「名古屋をどり」も、古典舞踊〜新作舞踊まで幅広い番組群をご用意して、皆様のご来場を西川流家元一同お待ちしております!随時、最新情報を公開していく予定です。今後も、名古屋を代表する日本伝統エンターテイメントに請うご期待下さい!

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