演目表を眺めていると「長唄」「清元」という言葉があるのですが、見なれない言葉ではないかと思います。
日本舞踊の作品は大きく分けると「唄もの」「語りもの」の2つにわかれます。
広い音階でメロディが弾けることから日本で爆発的ブームとなり、三味線をつかった歌舞伎舞踊も流行しました。
「唄もの」は当初「地歌」が存在し、江戸中期にはもっと長い「長唄」が現れ、
メロディ豊かな長唄は大人気になりました。
また「語りもの」は琵琶法師からの流れで、浄瑠璃(じょうるり)、義太夫(ぎだゆう)、常磐津(ときわづ)を経て「清元節(きよもとぶし)」として確立されます。
私たち西川流は毎年の名古屋をどりで、新しい表現にチャレンジしています。
昨年71回名古屋をどりではデーモン閣下の音楽とのコラボレーション。
今年72回はタップダンスとのコラボレーション。
みなさまはどんな音楽が合うと思われますか?
今年の新作舞踊は、第三部の最後の演目「座頭/ZAGASHIRA!(ざがしら)」です。
日本屈指のタップダンサーHIDEBOHら5名のダンサーに、刈谷名物応援合戦を駆使する青春応援団・我無沙羅(がむしゃら)約30名、8/24,25,26に開催のにっぽんど真ん中祭りの踊り手も加わり、お芝居と舞踊が混ざった賑やかなダンスレビューとなります。
どうぞお楽しみください。